

ピラティスは世界中の女性に愛されているエクササイズですが、実際のところピラティスって何ぞや?筋トレに似てるの?といった人も多いのでは?
そこで本記事では、ピラティスと筋トレの違いをピラティスインストラクターで元筋トレ好きの私が解説します。
さらにピラティスに向いてる人の特徴も説明するので、よかったら参考にしてくださいね!
この記事でわかること
- ピラティスの筋トレ5つの違い
- ピラティスに向いてる人の特徴
CONTENTS
ピラティスは筋トレの違いって何?
ピラティスと筋トレの違いをインストラクターの私がわかりやすく説明しますね。
違い①:ピラティスは呼吸法を使う
ピラティスをするときは呼吸を意識して動きます。これが筋トレとの大きな違いの一つです。
呼吸を使う理由は、主に二つあります。
- 体幹の筋肉を効果的に使うため
- 筋肉が不必要に緊張しないようにするため
ピラティスは独自の呼吸法を使うため、最初は難しいと感じやすいですが、慣れてくるととても心地よくエクササイズができますよ。
違い②:ピラティスはインナーマッスルを意識する
普通の筋トレでは鍛えにくいインナーマッスルを強化できるピラティスは、アスリートやダンサーからも支持されています。
インナーマッスルを鍛えるメリットは以下の通りです。
- 姿勢が良くなる
- 体が疲れにくくなる
- 運動のパフォーマンスを上げる
ピラティスをする前の私は筋トレ大好きで、スポーツジムに週3、4回は通っていました。
それでもインナーマッスルは弱々で怪我をしやすかったんです。
違い③:ピラティスは筋トレよりエクササイズが豊富
筋トレは種目が限られていますが、ピラティスのエクササイズは無限にあります。
そのためお客様からは「楽しい」と言っていただけます。
さらに、ピラティス専用の小物を使えば、さらにバリエーションが増えるので飽きることはないです。
ピラティスは80年代頃のニューヨークでダンサーの間で流行ったこともあり、ダンスが好きな人にも人気です。
筋トレよりは動きが複雑ですが、インストラクターの真似をすれば誰でもできるので安心してください。
違い④:ピラティスはどんな人でもできる
ピラティスはアスリートから高齢者や妊婦さんまで対応可能なメゾットです。
もちろん体力や筋力がない女性でも大丈夫。もしくは「体が硬くてヨガはちょっと…。」という男性も安心してください。
その方のお体の状態や姿勢に合わせてカスタマイズするのがピラティス。
私のレッスンに通ってくださってた方の例を挙げます。
- マッサージに通っていた70代の女性
- 頭痛がひどく肩こりに悩んでいた女性
- ヘルニアで病院から勧められて通い出した女性
- 学生時代から一切運動をしたことがなかった女性
- ゴルフのスキルを上げるためにピラティス初挑戦した男性
- 健康の維持とランニングや水泳のために通われていた外国人男性
皆さん年齢もさまざまで、ほとんどの方がピラティス初体験でしたが、通ううちに身体がどんどん良くなっていきました。
違い⑤ピラティスは姿勢を整える、筋トレは筋力アップが目的
ピラティスは主に姿勢を改善し、筋肉のバランスを良くしていくのが目的です。
それに比べて筋トレは、筋肉を肥大させたり、筋力アップすることを主な目的としています。
ピラティスでも筋肉を強化することは大事だと考えていますが、同時に筋肉をストレッチさせたり、正しい姿勢を体に覚えさせたりすることも重視しています。
ただ、先ほどお伝えしたようにピラティスはアレンジ自由自在なので、腕立て伏せやプランクといた筋トレの動きも良く出てきます。
ピラティスはどんな人向け?
きれいな姿勢を目指したい人
ピラティスを続ければ誰でも姿勢は良くなります。その理由は以下の3つです。
- 姿勢筋と呼ばれるインナーマッスルを強化するため
- 正しい姿勢にするための動きを習得するため
- 自分の姿勢のクセを知れるため
人によって姿勢や筋肉のつき方が違うので、どれくらいの期間で姿勢が良くなるかは個人差がありますが、どんな人でも美姿勢を目指せます。
むしろピラティスで姿勢が良くならないなら、他の運動をしても改善できないでしょう(笑)
しなやかな筋肉のある体を目指したい人
女性は筋肉を鍛えると「ゴツゴツした体型になるんじゃないの?」と心配になりますよね。
ピラティスはそんな体にはならないので、安心して取り組んでください。
高負荷の筋トレをやりすぎると、確かに男性のような身体になるようなこともありますが、ピラティスは主にインナーマッスルを鍛えるので心配ありません。
もしあなたがシックスパックを作りたいならアウターマッスルをがんがん鍛えた方がいいです。
ただそういう女性は少ないと思います。
女性らしさも残しつつ筋肉をつけたい方には、激しい筋トレよりもピラティスが合っていますね。
ダンスや運動などのパフォーマンスを上げたい人
ピラティスは国内外のバレエダンサーの間でとても人気です。
一流のバレエダンサーを想像してください。見た目はとても細いのに、しなやかな筋肉のある体つきをしていますよね。
まさにインナーマッスルが鍛えられた身体。
アウターマッスルを使いすぎないので余計な力が入らず、つま先立ちで回ったりジャンプしたりといった優雅な動きができるんです。
ダンス以外にも、ランンングやゴルフ、水泳などのパフォーマンス向上にも効果がありますよ。
まとめ:ピラティスも筋トレの違いは自分で動いて体感しよう
ここまで、ピラティスと筋トレの違いを説明しました。
まとめ
- ピラティスは呼吸・使う筋肉・エクササイズが筋トレと違う
- 筋トレよりもピラティスの方が女性向き
- 姿勢を整えたい、しなやかな筋肉をつけたいならピラティス
- ピラティスはダンスや運動のパフォーマンス向上にも役立つ
ピラティスが自分に合ってるかどうかは、まずやってみるのが一番早いです。
現在、「30日ピラティス」と題して4月23日より毎日15分のピラティスレッスン動画を配信中です。もちろん無料で。
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